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アップルコンピュータは、3GPP（3rd Generation Partner Project）標準の動画データをサポートしたメディアプレーヤー「QuickTime 6.3」の提供を同社Webサイトで開始した。無料で利用できるが、オーサリング機能などが追加された「QuickTime Pro 6.3」も3,780円で用意されている。 QuickTime 6.3は、MPEG-4やH.263などの動画コンテンツを再生できるメディアプレーヤー。同プレーヤーと別途配布されている3GPPコンポーネントをインストールすれば、NTTドコモのFOMA端末「P2102V」などやJ-フォンの「J-SH53」で撮影したMP4形式や3gp形式の動画を再生できるようになる。また、機能拡張版「QuickTime Pro 6.3」で書き出した3gp形式の動画をSDカードに書き込めば、P2102VやJ-SH53上でも再生できる。 このほか、AAC（Advanced Audio Coding）やAMR（Adaptive Multi-Rate）などコーデックもサポートしており、対応する音楽データなども再生可能。3G Textにも新たに対応し、時間軸に沿ったキャプションなどを音楽や動画データと同期できるようになっている。
■ ＵＲＬ 製品概要 http://www.apple.co.jp/quicktime/products/qt/ QuickTime http://www.apple.co.jp/quicktime/ 3GPPコンポーネントのダウンロードサイト http://www.apple.co.jp/quicktime/download/3gpp/ ■ 関連記事 ・ J-フォン、100万画素CCDカメラを搭載した「J-SH53」を5月下旬発売 ・ ドコモ、ビデオカメラのように撮影できる新FOMA端末「P2102V」 ・ ドコモ、メールで動画を送れる「iモーションメール」 ・ 第106回：3GPP とは （鷹木 創） 2003/06/04 15:57 | ||||||
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