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ドコモ、ビデオカメラのように撮影できる新FOMA端末「P2102V」
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P2102V(シルバー)
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NTTドコモは、「iモーションメール」に対応したビジュアルタイプのFOMA端末「P2102V」を3月15日に発売する。価格はオープンプライスとなっているが、店頭では35,000円前後で販売される見込み。
「P2102V」は、テレビ電話もできるビジュアルタイプのパナソニックモバイルコミュニケーションズ製FOMA端末。メインディスプレイ上部に10万画素CMOS「フロントカメラ」、ヒンジ左部に31万画素CMOS「サイドカメラ」を装備。サイドカメラには最大5倍、フロントカメラには最大2.8倍のデジタルズームがそれぞれ搭載されている。本体は一見すると普通の折りたたみ型端末だが、液晶部2軸構造が採用されており、メインディスプレイ側本体の角度を90度に回転し、デジタルビデオカメラのような使い方で撮影できる「ムービースタイル」が可能になっている。
SDメモリーカードスロットも装備しており、128MBのSDメモリーカードを使用して最大3時間分の動画や、約7,600枚の静止画を保存することもできる。動画撮影時の画像サイズは、標準で176×144ドット。画質は高品質モード・標準モードを用意。SDメモリーカード搭載時には、ファイン・スーパーファインモードでの撮影も行なえる。さらに128×96ドットで撮影できる長時間モードが用意されているほか、サイドカメラを使用してVGAサイズの静止画を撮影することも可能。
パナソニック製多機能デジタルカメラ「D-Snap SV-AV30」の、エコノミーモードで撮影した動画をSDメモリーカードを介して、P2102Vで再生することができるほか、同社のSDモバイルプリンタ「SV-P30」や、デジタルハイビジョンテレビ「TH-28D30」に、P2102Vで撮影した静止画を出力することもできる。
また、F2051やN2051と同様に「iモーションメール」対応で、秒間最大15フレーム、100KBまでの動画を送受信できる。また、音声機能とiモード(パケット通信)を同時に使用できる「マルチアクセス機能」もサポート。赤外線通信機能を使用して、他のFOMA端末と通信することもできる。データ通信は、下り最大384kbps(上り最大64kbps)のパケット通信と、回線交換式による64kbpsデータ通信が利用可能で、iアプリにも対応。なお、SDメモリーカードには、iアプリや着信メロディは保存できない。
移動時の連続待受時間は、約180時間(静止時約250時間)。連続通話時間は音声通話時で約130分、テレビ電話時で90分となっている。ディスプレイには、約2.35インチ(240×176ドット)、262,144色の透過型カラーTFT液晶を搭載。ボディカラーは、シルバー、レッド、ブラックの3色。本体の大きさは104×50×25mm、重さは約133g。
■ URL
ニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0311.html
ニュースリリース(パナソニックモバイルコミュニケーションズ)
http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn030311-1/jn030311-1.html
製品情報
http://panasonic.jp/mobile/p2102v/
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(鷹木 創)
2003/03/11 17:12
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