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土橋氏は、「WILLCOM D4」の発売が1カ月延期され、7月下旬になった件について謝罪した後、「D4でワークセルの提案をしていきたい。ユーザーからの提案も受けたい」として、積極的にビジネスシーンに「D4」を投入していく意向を明らかにした。 同氏はD4について、「一番の特徴はクレードル。新しいワークスタイルの提案を行なっていきたい」と語り、D4の3つの利用スタイルを活用した利用シーンを紹介した。また、小型のプロジェクターと組み合わせれば外出先でのプレゼンテーションもより手軽になるとして、「D4の小ささを活かすような提案をしていきたい」と語った。
また、企業名を明らかにした事例では、ユーザーの嗜好を調べるなどマーケティング面をサポートするサンリオの電子POPや、サントリーが店頭のPOPで利用する「香り通信」のネットワークなど、いくつかが紹介された。また、小学校への導入事例も採り上げられ、クラスに1台だったパソコンにかわり、生徒一人ひとりが情報の発信を行なえるようになったことが紹介された。 土橋氏はさらに、Advanced/W-ZERO3［es］などで提供している、待受画面上の情報配信サービス「W+Info」をビジネス向けにカスタマイズして提供する意向を明らかにし、「企業だけの情報共有に使えないか、という提案を頂いている。社内ブログとの連携や、情報共有ページへのリンクもできるだろう」として、ビジネスシーンでも活用できるとした。
■ ＵＲＬ 「WILLCOM FORUM & EXPO 2008」 http://www.willcom-forum.jp/ ■ 関連記事 ・ ウィルコム近氏、現世代PHSの下り3.2Mbps化に言及 ・ 次世代PHS向けコンセプトモデルなどPHSの最新動向を紹介 ・ 喜久川社長、ウィルコムの目指す未来を語る ・ 「WILLCOM D4」の発売予定時期が延期、7月中旬に ・ ウィルコム、Vista搭載の小型端末「WILLCOM D4」 （太田 亮三） 2008/05/28 18:16 | ||||||||||||||||||
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