日立、カメラ付き携帯向けのアプリケーションプロセッサ
日立製作所 半導体グループは、次世代携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」シリーズの第2弾として、カメラ付き端末向けの機能を強化した「SH7294」を7月よりサンプル出荷する。同シリーズ第1弾の「SH7290」からRAMやUSBなどの周辺機能の一部を省略する一方、カメラ機能が強化されており、VGAサイズ(640×480ピクセル)のカメラモジュールを直接接続可能となっている。価格は1万個ロット時で1個1800円。
日立では、同製品に1MBのSRAMをスタック実装したマルチチップモジュール「HJ93D1705BP」もあわせてサンプル出荷する。こちらの価格は1万個ロット時で1個3000円。
・ ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/0625/index.html
独インフォニオンと米マイクロン、擬似SRAM開発で提携
独インフォニオンテクノロジーズは、携帯電話向けの擬似SRAM「CellularRAM」の開発・供給において、米マイクロンテクノロジーと提携したと発表した。同社によると、第1弾の32Mbit版は2002年末に出荷され、16Mbit版および64Mbit版は2003年上半期に供給が開始される予定という。
・ ニュースリリース
http://www.infineon.jp/news/press1.htm
NTRU、Java対応携帯電話向けの暗号ソリューション
エヌトゥルークリプトシステムズは、Java対応の携帯電話向け暗号ソリューション「NTRU Neo Java」をリリースした。同ソリューションは公開鍵型のセキュリティモデルで、端末に搭載されるプログラムは最大5KB。開発者向けのツールキットも用意されており、データ転送の暗号化だけではなく、ユーザー認証機能もサポートされている。
・ ニュースリリース
http://www.ntru.co.jp/pressroom/pressreleases/2002625.html
オムロン、「モバイルWnn」の中国語/韓国語版
組み込み機器向けの日本語入力システム「モバイルWnn」を開発するオムロンソフトウェアは、アジア市場向けの組み込み型入力エンジンとして、中国語入力エンジン「モバイルcWnn(しーうんぬ)~簡体字版~」と、韓国語入力エンジン「モバイルkWnn(けーうんぬ)」を開発した。同社では、6月26日~28日に開催される組み込みシステム開発技術展「ESEC」にこれらのシステムを出展する予定。
・ ニュースリリース
http://www.omronsoft.co.jp/press/ck_01.html
2002/06/25 20:09
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