ドコモ、W杯に備えスタジアムや会場周辺で設備の保全対策
NTTドコモグループは、5月31日から始まる2002 FIFAワールドカップの開催に備え、移動通信設備の保全対策を実施すると発表した。スタジアムや会場周辺では、概ね従来の1.5倍程度に基地局の設備増強を図り、通信容量確保のためビル内用無線基地局(IMCS)を利用できるようにし、試合当日は可搬型無線基地局(移動基地局車)を全国で延べ32回ほど出動させるという。
また、大会期間中は試合が開催されるスタジアム周辺の基地局などに、延べ600人程度の人員を待機させて万一の故障に備えるが、試合の前後やハーフタイムなどの一部時間帯に大量の通信が集中した場合、そのまま放置すると設備機能の低下を招く恐れがあるため、通信制限も実施するという。
・ ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0524b.html
2002/05/24 19:13
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