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Gooute、新興国に日本文化を発信する動画サイト「1OOOi」

 Gooute(グート)は、新興国向けにに日本の情報を発信する動画配信サービス「1OOOi」(ワン・オー・アイ)の提供を、6月1日に開始する。

 同社は、新興国向けのスマートフォンの「ARATAS」のデザインや、ARATAS上でコンテンツプラットフォームの運営を手がける企業。「1OOOi」はARATASでの視聴を意識し、すべて縦表示の動画として制作され、多言語対応の字幕を用意する。

「1OOOi」トップページ
動画イメージ

 動画クルーと呼ばれる投稿者は、日本の地方自治体や企業、日本に在住する個人など。開始当初は大阪市と連携し、森理世、宮沢セイラなどのタレントが動画クルーを務め、観光スポットやグルメ、ショッピングなどを紹介する動画を公開する。今秋より、一般ユーザーからの動画クルーへの参加申請も受け付け、自由に投稿できるようにする。

 多言語字幕は、Goouteが各国に置く翻訳チームが翻訳を行う。当初は英語と中国語(簡体字、繁体字)に対応し、配信対象国の拡大にあわせて、ヒンディー語、インドネシア語、マレー語、ベトナム語、タイ語などに順次対応する予定。

 動画配信のプラットフォームとしてYouTubeを利用しており、動画はYouTubeの「1OOOi」公式チャンネルからも視聴できる。動画広告が主な収益源となり、Goouteと投稿者で収益を分配する。

サービス概念図

石井 徹