auから「Xperia X Performance SOV33」、新デザインで高速カメラや使いやすさアップ

　KDDIと沖縄セルラーは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroid 6.0スマートフォン「Xperia X Performance SOV33」を発表した。6月中旬以降に発売する。価格は未定。

ライムゴールド

グラファイトブラック

　特徴は「デザイン」「カメラ」「使いやすさ」とされる。たとえばデザイン面では背面にメタル素材を採用して、高級感や質感の向上が図られた。グラファイトブラックやホワイトは金属の質感を強めるヘアライン加工が、ライムゴールドとローズゴールドは色合いをアピールするサンドブラスト加工が施されている。

　2300万画素カメラでは起動～撮影まで0.6秒という高速起動が特徴のひとつ。設定を変更することで、カメラを起動する側面キーを長押しするだけで、起動するだけではなく、撮影まで終えられる。ソニーのデジタルカメラ「αシリーズ」の動体検出エンジンをもとにした「先読みオートフォーカス」を搭載しており動く被写体をタップすると、フォーカスを合わせ続ける。このほか約1320万画素の1/3型センサーを採用したフロントカメラで、セルフィ（自撮り）の画質向上も図られた。

　「使いやすさ」面で、特徴とされるのはバッテリー。米Qnovo社の制御技術を採用しており、状態に合わせた最適な充電を行う。また、メモリを最適化するスマートクリーナーを搭載しており、常に一定容量のメモリを確保できるよう、自動的に調整しつづける。

　大きさは約144×71×8.6mm、重さは165g。CPUは2.2GHz駆動のデュアルコアと、1.6GHz駆動のデュアルコア、あわせてクアッド（4つ）コアとなる。メモリ（RAM）は3GB、ストレージは32GB。下り最大370Mbpsの3波キャリアアグリゲーションにも対応する。

ローズゴールド

ホワイト

　auでは、6月以降、全国で「au × Xperiaオーナーズパーティ Vol.3」を開催する。Xperiaユーザーを対象にしたイベントで、開発者からのプレゼンテーションなどが行われる。

【お詫びと訂正　2016/05/10 14:25】
　記事初出時、型番の表記に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。