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オンキヨー、Android 5.1固定OS仕様の業務向け10インチタブレット

 MOLジャパンは、オンキヨーブランドの業務端末用途向けタブレットの新製品として、Android 5.1搭載の10.1インチ「TA2C-74Z8」を5月9日に発売する。同社公式通販サイトでのサンプル出荷価格は2万9000円(税抜)。

「TA2C-74Z8」

 「TA2C-74Z8」は、3月発売のWindows搭載タブレット「TW2A-73Z9」の姉妹機となるモデルで、OSにAndroid 5.1を搭載する。発売時のOSバージョンで固定される仕様で、Google Playストアと一部のGoogle提供サービスは非対応となっている。日本語入力システム「iWnn IME」のほか、ブラウザ、メール、音楽、ファイル操作などのアプリがプリインストールされている。

 充電・データ転送用のmicroUSBポートのほか、USBホストモードで利用できる標準サイズのUSB 3.0ポートとUSB 2.0ポートや、microHDMIの出力ポートを搭載する。

 バッテリーは800回の充放電を行った後も初期性能の80%以上を維持するとしており、メンテナンス性の向上をうたう。底面に充電用の接点を備え、別売のクレードル(今夏発売予定)で充電できる。

 CPUはインテルの「Atom x5-Z8300」(クアッドコア・最大1.84GHz)で、メモリは2GB。内蔵ストレージは32GBで、microSDXCスロットを備える。背面カメラは約500万画素、インカメラは約200万画素。

 ディスプレイは10.1型のワイド液晶で、解像度は1280×800ドット。Wi-Fiは2.4GHz/5GHz帯をサポートし、IEEE802.11ac/a/b/g/nで利用できる。Bluetooth 4.1に対応。筐体は樹脂製のシルバー塗装仕上げ。本体サイズは254×165×10.5mm、重さは約640g。5V/2AのUSB-ACアダプターを同梱する。

石井 徹