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UQ、CA対応/下り220Mbpsのルーター「W02」
(2016/2/15 11:18)
UQコミュニケーションズは、下り最大220Mbpsの速度に対応するモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W02」を2月19日に発売する。UQオンラインショップでの価格は2800円(税抜、以下同)。クレードルセットは4800円。
「W02」は、WiMAX 2+と、KDDIの「au 4G LTE」の両方に対応したファーウェイ製モバイルWi-Fiルーター。1年前に登場した「W01」の後継機種で、複数の周波数帯を束ねるキャリアアグリゲーション(CA)によって下り220Mbpsで通信できる。
au網で800MHz帯の「au 4G LTE」もサポートしており、通信モードはWiMAX 2+のみを利用する「ハイスピードモード」、au網も利用する「ハイスピードプラスエリアモード」の2つから選択できる。従来と同様、「ハイスピードプラスエリアモード」の利用はオプションとして月額1005円(税抜、以下同)が必要。
本体には2.4インチでタッチパネル対応のカラー液晶ディスプレイを搭載。ディスプレイ下部に表示する通信量の表示として、新たに「直近3日間での通信量」を示す機能が用意された。また、スマートフォンアプリ「Huawei HiLink」を使って、スマートフォンから設定を変更したりリモートで起動したりできる。
省電力な「バッテリーセーブモード」、キャリアアグリゲーションで通信する「ハイパフォーマンスモード」という、2つのモードを「W01」に続いて搭載する。さらに新機能として、バッテリー残量に応じてハイパフォーマンスモードからバッテリーセーブモードに切り替える「ノーマルモード」が用意される。切り替えの基準となる数値は明らかにされていない。
Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)に対応。Wi-Fiの同時接続台数は10台。Bluetoothテザリングには対応しない。
バッテリー容量は2300mAhで、連続通信時間はWiMAX 2+のハイパフォーマンスモードで約390分、ノーマルで約420分、バッテリーセーブで約510分。au 4G LTEで最大440分。連続待受時間は初期設定で約730時間、クイックアクセスモード設定時で約36時間。
大きさは約121×59×11.1mmで、重さは約119g。ボディカラーはグリーン、ホワイトの2色。オプションとして、ホームルーターとしても利用できる充電用クレードルがラインナップされる。