家族のスマホやカメラの写真をまとめて保存、パナソニックが据置型機器

　パナソニックは、スマートフォンやデジタルカメラの写真をまとめて保存できる据え置き型の保存・共有機器「パーソナルメモリーマネージャー」（BN-SDPAP3）を2月17日に発売する。価格はオープン価格で、販売予想価格は2万円前後。

「パーソナルメモリーマネージャー」（BN-SDPAP3）

　「パーソナルメモリーマネージャー」は、内蔵メモリーに写真や動画を簡単に保存できる機器。家庭のルーターにWi-Fiまたは有線LANで接続して連携できるほか、クラウドサービス（OneDrive、Google Drive、Dropbox）にデータを保存することも可能。スマートフォンから転送・保存した画像については、個別フォルダー管理として、家族の共有フォルダと別に管理できるプライバシー機能に対応している。

　内蔵メモリーは32GBで、ストレージ拡張用として最大128GBのSDカードも装着できる。前面のSDカードスロットは取り込み用。ストレージ拡張用SDカードはスロットが底面に用意され、専用形式でフォーマットされる。USB接続のハードディスクについても、専用フォーマットを行うことでストレージ拡張用として利用できる。

　スマートフォンの写真の転送・保存は専用アプリで簡単に行える。通常のデジタルカメラでは、本体のSDカードスロットやUSBメモリー用の端子経由で写真・動画を保存することも可能。パナソニック製デジタルカメラのWi-Fi対応モデルでは、Wi-Fi経由でカメラから直接「パーソナルメモリーマネージャー」に写真や動画を転送できる。差分取り込み機能を搭載し、写真を転送・保存する際は、新規のデータのみが保存される。

　スマートフォンアプリにはオートリサイズ機能が搭載されており、スマートフォン本体にはXGAに縮小した画像のみを残して容量を節約しながら、元の写真データを本機に保存するといった利用も可能。

　「パーソナルメモリーマネージャー」の設定や変更はスマートフォンアプリ「メモリーマネージャー」で行う。アプリはiOS、Androidに対応する。

　大きさは約41×82×129mmで、重さは約160g。