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初めて飲む場所でも終電を逃さない、ゼンリンが新サービス

 忘年会シーズン突入。お酒が入って気持ちよくなり、終電を逃してタクシーで帰宅なんてことを繰り返すと、日本経済には貢献できるかもしれないが、自分の懐にとっては大きなダメージだ。いつも通っている職場であれば終電の時間を把握しているが、初めて行くレストラン・居酒屋では最寄り駅で何時の電車に乗れば自宅にたどり着けるのか分かりづらい。

 そんなニーズに応えるサービスが、「ゼンリンいつもNAVI[マルチ]」に追加された。

 「ゼンリンいつもNAVI[マルチ]」では、目的の駅までの料金と時間を地図上で確認できる「乗換地図」やコンビニや外食チェーン店などのランドマークを強調表示する「目印地図」、地図上に雨雲レーダーの画像を重ねて降雨状況を把握できる「雨雲地図」といった、ちょっと変わった地図がこれまでにも提供されてきたが、12月17日に追加されたのは「終電地図」というサービス。

ゼンリンいつもNAVI[マルチ]の「終電地図」。吹き出しをタップすることで詳細を確認できる

 「終電地図」では、あらかじめ自宅の最寄り駅を登録しておくと、地図上で周辺の駅から帰宅可能な終電の時刻を確認できる。終電時刻の吹き出しをタップすることで料金などの詳細を確認することもできる。ただし、対象エリアは東名阪近郊のみとなる。

 「ゼンリンいつもNAVI[マルチ]」は、iOSおよびAndroid向けにアプリとWebで提供されている有料サービス。料金は、App Storeでは月額360円または年額3000円、Google Playでは月額324円。キャリア決済での支払いも可能だ。

湯野 康隆