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レノボ、LTE対応の変形タブレット「YOGA Tab 3」シリーズを発売

プロジェクター搭載「YOGA Tab 3 Pro 10」と回転式カメラの「YOGA Tab 3 8/10」

 レノボ・ジャパンは、自由に固定できる回転式スタンドを搭載したAndroidタブレット「YOGA Tab 3」シリーズを日本で発売する。

YOGA Tab 3 Pro 10

 Android搭載の「YOGA Tab 3」シリーズは、グローバル向けには、9月に「IFA 2015」にて発表された製品。プロジェクター搭載でマルチメディア機能を拡充した上位機種「YOGA Tab 3 Pro 10」と、180度回転式カメラを搭載した8インチ「YOGA Tab 3 8」、10インチ「YOGA Tab 3 10」の3機種が発売される。共通の特徴として自由な角度に固定して回転するスタンドを搭載。また、鉛筆やボールペンなどをスタイラスペンとして使える「AnyPenテクノロジー」に対応している。

YOGA Tab 3 8

YOGA Tab 3 Pro 10

 「YOGA Tab 3 Pro 10」は、マルチメディア性能を強化したAndorid 5.1搭載タブレット。底面ヒンジ部に180度回転するピコプロジェクター(最大50ルーメン)を搭載、タブレットの画面を最大70インチまでの映像として投影できる。Wi-Fi版は想定価格6万5800円前後(税別、以下同)で11月上旬発売、LTE版が7万800円前後で11月下旬発売。

 ディスプレイは10.1インチで、解像度はWQXGA(2560×1600ドット)。前面にJBL製のスピーカーを4基搭載。大音量で迫力のあるサウンドを楽しめる。背面カメラは1300万画素、インカメラは約500万画素。

 CPUはインテルの「Atom x5-Z8500」、メモリは2GB。Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)と、Bluetooth 4.0に対応。LTE版の対応バンドはFDD-LTEがBand1/3/5/8/19、W-CDMAがBand1/5/8、GSMがBand2/3/5/8。対応SIMカードサイズはmicroSIM。

 内蔵ストレージは32GB、最大128GBのmicroSDXCの追加に対応。本体サイズは約247×179×4.68mm、重さは約665g。1万200mAhのバッテリーを搭載し、連続稼働時間は最大18時間。

YOGA Tab 3 8/10

 「YOGA Tab 3 8/10」は、8インチ・10インチの高輝度HDディスプレイ(1280×800ドット)を搭載。正面にスピーカーを2基搭載し、臨場感のある動画を楽しめる。想定価格は「YOGA Tab 3 8」のWi-Fi版が2万3800円前後、LTEは2万8800円前後。「YOGA Tab 3 10」はWi-Fi版が2万6800円前後で、LTE版は31800円前後。発売はいずれも11月上旬の予定。

YOGA Tab 3 8

 ヒンジ部に180度回転するカメラ(約800万画素)を搭載。ジェスチャーでシャッターが切れる、自分撮りをしやすくするコントロール機能に対応している。

 CPUは、クアルコム製の1.3GHz駆動のクアッドコアで、Wi-Fi版は「APQ8009」、LTE版が「MSM8909」。メモリは約1GB。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nに、Bluetoothは4.0に対応。LTE版の対応バンドはFDD-LTEがBand1/3/5/8/19、W-CDMAがBand1/5/8、GSMがBand2/3/5/8。SIMカードサイズはmicroSIM。内蔵ストレージは12GB。microSDXCによる最大128GBまでの拡張に対応。

YOGA Tab 3 10

 「YOGA Tab 3 8」の本体サイズは約210×146×7.0~3.0mm、重さはWi-Fi版が約466g、LTE版が約472g。6200mAhのバッテリーを搭載し、連続稼動時間は最大20時間。

 「YOGA Tab 3 10」は本体サイズが約253×185×9.5~3.5mmで、重さはWi-Fi版が約655g、LTE版は約665g。搭載バッテリー容量は8400mAh。連続稼働時間は最大18時間。

石井 徹