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MCF調査、2014年のモバイルコンテンツ関連市場は3兆9046億円規模

モバイルコンテンツ関連市場

 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、2014年のモバイルコンテンツ関連市場の規模についての調査結果を発表した。

 同調査によれば、ゲームや音楽をはじめとするデジタルコンテンツの「モバイルコンテンツ市場」が1兆4566億円(前年比135%)、物販やサービス、トランザクションなどで構成される「モバイルコマース市場」が2兆4480億円(同126%)で、合計となる「モバイルコンテンツ関連市場」の規模は3兆9046億円(同130%)だった。

 モバイルコンテンツ市場については、フィーチャーフォン市場が1540億円(同63%)、スマートフォン市場が1兆3026億円(同156%)という内訳。フィーチャーフォン市場では、ソーシャルゲーム等が364億円(同47%)で最大となるも、各ジャンルともに縮小傾向が続いている。

 スマートフォン市場でもゲーム・ソーシャルゲーム等が8938億円(同160%)で最大となっているが、勢いで見れば電子書籍が1235億円(同181%)、音楽コンテンツが692億円(同174%)と高い成長率を示した。

 モバイルコマース市場については、物販系が1兆3414億円(同140%)、サービス系が8736億円(同117%)、トランザクション系が2330億円(同101%)という内訳で、物販の伸びが大きいことが見て取れる。

モバイルコンテンツ市場
フィーチャーフォン市場
スマートフォン市場
モバイルコマース市場

湯野 康隆