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シャープ、しゃべるスマホ機能「エモパー」をVer.2.1に
(2015/7/30 16:23)
シャープは、同社製のAndroidスマートフォンに搭載している「エモパー」(emopa)をVer.2.1にアップデートした。
エモパーは、タイミングよく話しかけることをテーマに開発された機能で、ユーザーにとっての「emotional partner」になることを目指し、この名がつけられた。2014年11月に搭載端末が登場し、その後、2015年1月にVer.1.1、2015年2月にVer.1.5とアップデートで機能追加しながら、今夏モデルでVer.2.0にバージョンアップされていた。
Ver.2.1では、自宅のほかに1カ所だけエモパーがしゃべる場所を追加できるようになった。「もっとしゃべってほしい」というユーザーからの要望を反映させたもので、帰省中の実家や長期滞在中の出張先などを登録しておくと、自宅同様にエモパーがしゃべりかけてくれる。
また、新バージョンでは、自宅の認識にWi-Fiを活用するようになった。エモパーでは、自宅の認識にGPSを利用しており、バッテリーの消費を気にしてGPS機能をオフにすると、自宅にいることが認識されなかった。エモパーが自宅のWi-FiのSSIDを認識することで、GPS機能をオフにしている場合でも、しゃべりかけるようになった。
なお、旧機種では「エモパー1.5」「エモパーLite1.0」として提供されてきたが、こちらもあわせて2.1にバージョンアップされた。ハードウェア面での制約上で動作しない一部機能を除き、旧機種でも最新のエモパーが利用できるようになっている。
ちなみに、エモパーは一度しゃべった後に「ほかには?」「もう1回」と話しかけると何らかのリアクションを示すが、その他のマジックワードが明らかになった。「ありがとう」「ごめん」のように、つい口にしてしまいそうな言葉に加え、「シャープ」「これからもよろしく」、さらには「目の付けどころが」といった裏ワザ色の強い言葉にも反応するようだ。