ニュース

ソフトバンクがMVNO事業を推進する子会社

 ソフトバンクモバイルは、100%出資の子会社「SBパートナーズ株式会社」をMVNO事業を行う会社とし、SBパートナーズとパートナー企業を通じて、MVNO事業を推進していくと発表した。事業開始日は7月1日。

 SBパートナーズは、さまざまな産業分野のパートナー企業との協業により、MVNO事業を推進するMVNEのような会社として、改めて始動する。発表では、MVNOにおいて、移動通信サービスが拡大し、IoTに関係する多くのビジネスが生まれつつあると指摘。多様化するニーズに応えるため、インフラやノウハウの提供を通じて付加価値の高いサービスを共同で開発し、MVNO事業を拡大していくとしている。

 SBパートナーズの代表取締役社長には、寺尾洋幸氏が就任する。寺尾氏はウィルコム出身で、ソフトバンクモバイルと合併する前のワイモバイルでは取締役兼COOを務めていた。

 なお、MVNO事業者との接続については、従来通りソフトバンクモバイル(7月1日からソフトバンクに社名を変更)が提供する。

【2015/06/30 17:59 お詫びと訂正】
 初出時、「SBパートナーズ株式会社を設立」と記載していましたが、設立済みで、正しくは事業内容の変更でした。お詫びして訂正いたします。

太田 亮三