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ドコモ、富士山頂を「PREMIUM 4G」のエリアに

訪日外国人向けのWi-Fi無料提供も

 NTTドコモは、富士山の山開き期間にあわせて、例年通り、富士山頂をエリア化する。期間は7月9日~9月上旬。また、7月下旬より、山頂の一部エリアを「PREMIUM 4G」対応エリアとする。外国人登山者向けには「docomo Wi-Fi」の設備を利用した無料Wi-Fiサービスも提供される。

 富士山頂では7月9日より、山開き期間中はドコモのFOMAおよびLTEの通信サービスが利用できるようになる。山頂の一部エリアでは、7月下旬より、LTE-Advancedを使用した下り最大225Mbpsの通信サービス「PREMIUM 4G」も利用できるようになる。

山梨県で配布される外国人登山者向けWi-Fi利用カードのイメージ

 なお、登山道と登山口については、LTEとFOMAのみ対応の吉田口ルートを除き、通年で「PREMIUM 4G」のエリアとなっている。

 ドコモでは、富士山の登山口や山頂などで公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」を提供している。今回ドコモと静岡県、山梨県が共同で、外国人登山者向けに「docomo Wi-Fi」の設備を利用した無料の公衆無線LANサービスを提供する。提供予定期間は、山頂と静岡県側が7月10日~9月10日、山梨県側が7月10日~9月14日。

 外国人登山者は、各登山口の5カ所で配布されるパスワードの書かれているカードを受けとり、富士山の登山口や山頂で提供されている専用SSID「Welcome_to_Fujisan_Summit」に接続することで、72時間無料でWi-Fiの利用が可能となる。

石井 徹