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「エモパー2.0」を個性的なタレントに添えて――シャープがWeb動画の新シリーズ

 シャープは、AQUOSシリーズのAndroidスマートフォンで搭載している機能「emopa」(エモパー)のプロモーションキャンペーンの第2弾として、タレントのGACKT、照英、デヴィ夫人、エスパー伊藤、花澤香菜を起用したWeb動画「エモパーmovie『エモ動』第2弾“emopa life story”」を公開した。

 「emopa」(エモパー)は、行動履歴や端末の状態などから、ユーザーが興味を持ちそうなさまざまな話題をスマホが話しかけてくるアシスタント機能。2014年冬モデル以降のAQUOSシリーズに搭載されている。

 今回の「エモパーmovie『エモ動』第2弾“emopa life story”」は、個性豊かなタレント5名それぞれがエモパーと過ごす日常を表現した、ショートドラマの動画シリーズ。全20本が8月31日までに公式サイト上で随時公開される。

興味のありそうな情報を投げかける「気づきのメディア」

シャープ 新規ビジネス戦略推進部 部長の小林繁氏

 6日に都内で行われた、新プロモーションの発表会にて、シャープ 通信システム事業本部マーケティングセンター 新規ビジネス戦略推進部 部長の小林繁氏が登壇し、エモパーについて解説した。

 5月に策定された中期経営計画の中で、シャープのブランドが目指すコンセプトとして、新たに「人にいちばん近いシャープ」というコンセプトを追加した。エモパーはそのコンセプトを、もっとも人に身近な製品のスマートフォンで実現するものだという。

 小林氏は、エモパーを「気づきのメディア」と表現する。今までのスマートフォンは、ユーザーが能動的に情報を取得する道具であったのに対して、エモパーを搭載したスマートフォンは、ユーザーに直接話しかけ、興味のありそうな情報を能動的に提供する。位置情報技術やセンシング技術を使い、ユーザーの邪魔にならないように話しかける。

 2014年冬モデルからシャープ製スマートフォンに提供されているエモパーだが、利用率は3割程度。小林氏は、これを付加機能としては比較的高い数字と紹介しつつ、エモパーへの反応について「最初は半信半疑で使っていて、次第に愛着が湧いたというユーザーが多かった」と語った。

 今夏のシャープ製スマートフォン5機種に搭載されるエモパーでは、「エモパー2.0」として、さらに改良された機能を搭載している。ユーザーの興味から関連する情報を話す機能を強化し、外でイヤホンを着用している場合に話しかけるようにした。また、ユーザーからの「もっとエモパーと話したい」という声を受けて、話しかけてきたエモパーに声をかけると、続けて話し出す機能を実装した。

 今後も、「愛着の湧くスマートフォン」を目指してエモパーに機能を追加してく方針だ。

『エモ動』第2弾“emopa life story”

エモパーの新プロモーション「エモパーmovie『エモ動』第2弾“emopa life story”」では、5人のタレントとエモパーが織りなすショートドラマを、6月4日~8月31日の期間で、全20本公開する。出演者はタレントのGACKT、照英、デヴィ夫人、エスパー伊藤、花澤香菜。プロモーションサイト上から無料で視聴できる。

トークセッションの様子

 発表会で行われたトークセッションでは、プロモーション動画の出演者から、のGACKT、デヴィ夫人、照英が登場。「朝、眠っているデヴィ夫人を起こす」という設定で、GACKTと照英が演技を披露した。

GACKT、デヴィ夫人、照英

 「素敵な朝の光が差し込んできました……」とデヴィ夫人を優しく起こして喜ばせたGACKTは、「シーンに応じて優しく語りかけるエモパー、僕だったらこんな感じだと考えて演じました」と感想を語った。

 「CMでも情熱的に演じていた」と語る照英は、持ち前の熱血漢でデヴィ夫人を叩き起こすエモパーを演じ、デヴィ夫人に「照英エモパーは朝に合わないわね」と評されていた。

 その後会場には、エモパーに扮したエスパー伊藤改め「エモパー伊藤」が登場。「エモパーはとっても珍しい機能です……」とエモパーをアピールし、デヴィ夫人に「あんたもっと元気に話しなさい」と突っ込みを入れられていた。

 エモパーについて感想を聞かれたデヴィ夫人は、「エモパーによって人生が変わる人、新しい人生が始まるっていう人、多いんじゃないかしら」と語った。

右がエモパーに扮したエスパー伊藤

石井 徹