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freetel、プレフィックス型の通話料割引サービス
(2015/3/26 15:59)
freetelブランドでSIMロックフリースマートフォンなどを手がけるプラスワン・マーケティングは、4月2日に通話料割引サービス「通話料いきなり半額」を発売する。アプリストアでの配付のほか、パッケージも用意され、その価格は390円(税抜、以下同)。月額利用料はかからず、専用アプリを経由して通話した場合に通話料(10円/30秒)を支払う。
「通話料いきなり半額」は、通話相手の電話番号の頭に特定の番号(00326035)を付け加える、プレフィックス型の通話料割引サービス。提供するにあたってNTTコミュニケ-ジョンズが協力先の1つになっているという。IP電話ではなく、回線交換での通話となり、一般的な通話と同じ品質で利用できる。Android版アプリは当初から用意され、iPhoneアプリは4月末以降に登場する予定。フィーチャーフォンはプレフィックス番号を付けて発信すれば利用できる。国際通話も、米国、中国、韓国、香港、台湾宛に10円/30秒で利用できる。対象国は順次拡大される。
同様のアプリは他社からも提供されているが、「通話料いきなり半額」はパッケージも展開し、家電量販店、パソコン販売店で取り扱われる。パッケージ代金には、500円分の無料通話料(利用期限はアクティベーションの翌月末)が含まれる。サービス名および流通の工夫によって、幅広いユーザーへのアプローチを目指す格好で、freetelのSIMカードのユーザーでなくとも利用できる。
支払い方法はクレジットカードのほかコンビニエンスストアでの決済にも対応する。コンビニ決済では請求書発行の手数料として1回(1カ月の利用分)あたり200円かかる。プラスワンでは、店頭販売やコンビニ決済の対応は同社だけの特徴とアピールする。
Windows Phoneもラインアップ幅広く
プラスワン・マーケティング代表取締役CEOの増田薫氏は、かつてパソコンを扱う外資系メーカーでの経験から、かねてよりWindows Phoneに対して法人からのニーズがあることを認識していたと説明。Office 365のような製品も登場したことで、利用しやすい環境が整ってきたことから、バルセロナで開催された「Mobile World Congress」で、今夏のWindows Phone投入を発表した、とする。
発表時に披露された端末は、Windows 8.1搭載だが、Windows 10へのアップグレードもマイクロソフト側と協議しつつ、スムーズに行えるようにしたい、とする。また地図などローカライズについては課題として認識しており、今後、解決を図るとした。
ラインアップについては、同社のAndroid製品と同じように幅広く用意する意向も示された。なお、現時点で公開されているWindows 8.1搭載スマートフォンは中位に位置付けられ価格は2万円台を目標にしているとのこと。
SIMカードパッケージについても、夏~秋にかけて、新たな取り組みを実施する方針も明らかにされたが、その詳細は、今後として明らかにされなかった。