Snapdragon 810は60機種以上が開発中、数週間～数カ月で続々発表

　クアルコムは、モバイル端末向けのチップセット「Snapdragon 810」を搭載する端末が60機種以上開発されており、数週間から数カ月以内に端末が続々と発表される見通しであることを明らかにした。

　「Snapdragon 810」はハイエンドモデル向けにラインナップされているチップセットで、すでにLG Electronicsが「LG G Flex 2」に、中国のXiaomiが「Mi Note Pro」に搭載することを発表している。

　通信方式・速度では、LTE-Advanced Category 9対応で下り最大450Mbpsをサポート。カメラは最大55メガピクセル、最大4K対応のゲーム、4K録画・再生のサポート、64bitプロセッサー、幅広い周波数帯のサポートなどが特徴。

　キャリア向けには、3xキャリアアグリゲーションや、TDD、FDD、3GPPで承認されたキャリアアグリゲーションの組み合わせをサポート。LTE-Broadcast、LTEとMU-MIMO対応IEEE802.11ac間のオフロードといった機能が提供される。

　なお、3月2日からスペイン・バルセロナにて「Mobile World Congress 2015」が開催される予定。こちらでも「Snapdragon 810」搭載端末が多く発表されると見られる。