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HPが新型プリンタ発表、スマホとの連携を強化

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、プリンタ製品「HP ENVY」シリーズと「Officejet」シリーズの新製品、あわせて4機種を発表した。いずれもスマートフォンと連携して、ワイヤレスで印刷できる。9月中旬に発売される。価格は8800円~1万8800円(税抜)。

 今回発表された製品は、エントリーモデルの「ENVY4504」、新たなインクを採用してランニングコスト低減を図りSDカードスロットなどを備える「ENVY5530」、同じく新インクを採用し、複数の用紙を同時に利用できる「ENVY5640」の家庭用モデルと、FAX機能などを備えモバイル連携もサポートした小規模オフィス~家庭用向けモデル「Officejet5740」となる。いずれもA4カラー対応のインクジェット複合機で、USBポートのほか、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)をサポート。プリントのほかコピーやスキャンも利用できる。

製品名直販サイト価格(税抜)大きさ重さ
ENVY45048800円445×334×120 mm5.5kg
ENVY55301万1800円445×334×120mm5.56kg
ENVY56401万5800円454×410×161mm6.8kg
Officejet 57401万8800円454×410×193mm7.7kg

 ワイヤレスプリント機能として、AirPrint、Google Cloud Printをサポート。iPhone/Android向けアプリを利用するスマートフォンからの印刷も可能となっている。このうち「ENVY5640」と「Officejet 5740」はAndroid 4.4にプリインストールされている「HPプリントサービスプラグイン」に対応する。また「Officejet 5740」はNFC機能も用意され、NFC対応スマートフォンをかざすだけで印刷できる「NFCタッチtoプリント」機能が利用できる。

 大きさ、重さは、「ENVY5640」が454×410×161mm/6.8kg、「ENVY5530」が445×334×120mm/5.56kg、「ENVY4504」が445×334×120 mm/5.5kg、Officejet 5740が454×410×193mm/7.7kg。

関口 聖