ニュース

ポラール、スマホでデータ管理できるGPS内蔵サイクルコンピューター

 ポラール・エレクトロ・ジャパンは、ハイエンドサイクルコンピューター「Polar V650」を7月上旬に発売する。価格は、心拍センサー付きで3万6000円(税抜)。9月には心拍センサーが付属しないパッケージも2万9500円(税抜)で発売される。

「Polar V650」

 今回発売される「V650」は、心拍計測をはじめ、GPSや気圧、トレーニングデータの管理などさまざまな機能を搭載するサイクルコンピューター。心拍センサーを用いて、心拍計測やトレーニング負荷、トレーニングの効果、カロリー表示、トレーニングガイダンスなどを利用可能。GPS機能では、距離、スピード、ペース、簡易的なルートガイドが可能。気圧センサーも搭載され、正確な高度表示が行えるほか、温度、高度で補正した消費カロリーを表示できる。

 Bluetooth Low EnergyまたはUSB接続にて、スマートフォンにデータを送信可能。トレーニングデータを管理できる「Polar Flow モバイルアプリ」は、2014年後半のアップデートで「V650」に対応する。PolarのWebサイトではトレーニングプランの作成やデータの分析も行える。

 320×240ドットのカラー液晶を搭載し、タッチ操作に対応。日本語、英語、中国語を含む13言語に対応している。IPX7の防水性能を備え、ディスプレイ表面には旭硝子の「Dragontrail」が採用されている。周囲が暗くなると自動的にセーフティライトとしてLEDが点灯する。

 本体には1万時間分のデータを蓄積できるメモリを搭載。充電式バッテリーで約10時間のトレーニング記録が可能。大きさは105×63×20mmで、重さは約120g。

 別売りのケイデンスセンサーやKeo Powerセンサーにも対応する。

太田 亮三