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iPhoneのカーナビ情報を前方に投影、透過ディスプレイ「Garmin HUD日本版」

 株式会社いいよねっとは、米Garmin製のカーナビ用ヘッドアップディスプレイ(HUD)「Garmin HUD日本版」を6月25日に発売すると発表した。価格は2万186円(税別)。

 ジェット戦闘機や戦闘ヘリでおなじみだというHUDをカーナビで活用する製品だ。ダッシュボードに設置し、透過型の反射レンズに各種ナビ情報を投影する仕組みとなっており、「視界を遮る部分が少ないため、ドライバーの前方に設置可能となり、その分、視線移動を減らし、運転に集中することも可能」としている。

 ナビの機能はiPhone 5s/5c/5/4sで提供する。無料配布するiOSアプリ「マップルナビ for HUD」をインストールし、iPhoneとGarmin HUDをBluetoothで接続。アプリで目的地を設定してナビを開始をすると、交差点での方向転換や走行車線、方向転換までの距離、速度、目的地の到着予想時間が投影される。

 マップルナビ for HUDは株式会社昭文社/キャンバスマップル株式会社の地図データを使用しており、全国1171市区町村の中心部の詳細市街地図や、47都道府県主要部のぬけみち情報などを収録する。

 Garmin HUDの本体サイズは108×88×19mm(横×縦×厚さ)、重さは177g。電源はシガーソケットから取得するようになっており、電源ケーブルには5V/2.1AのUSBポートも搭載している。

永沢 茂