ニュース

ソニー、CDやスマートフォンの音楽が聴けるマルチコンポ

 ソニーは、Bluetooth接続したスマートフォンやタブレット、ウォークマンなどの音楽や、CDを再生して利用できるマルチコネクトコンポを4月19日に発売する。Wi-FiやDLNAなどのネットワーク接続に対応した「CMT-X7CD」と、ネットワーク接続機能のない「CMT-X5CD」の2機種をラインナップする。価格はオープン価格で、市場想定価格はCMT-X7CDが3万3000円(税別)前後、CMT-X5CDが2万3000円(税別)前後となる。

CMT-X7CD/CMT-X5CD ホワイト
CMT-X7CD/CMT-X5CD ブラック

 CMT-X7CDとCMT-X5CDは、スマートフォンやタブレット、ウォークマン、パソコンといった各種デバイスの音源に加え、CDの音楽再生機能を搭載したマルチコンポ。高音質デジタルアンプS-Masterや圧縮音源の高音域補完技術「DSEE」、ソニー独自のさまざまなデジタル信号処理技術を組み合わせる、ClearAudio+を搭載している。

NFCによるペアリング

 各デバイスとはBluetooth接続により楽曲を再生するが、NFCに対応しておりワンタッチでペアリングができる。Bluetoothの対応プロファイルはA2DP/AVRCP。コーデックはAACやaptXもサポートする。USB端子が搭載されており、USBメモリーに保存されたWMA、MP3などの音楽ファイルの再生もできる。

 上位機種であるCMT-X7CDはWi-Fi通信機能(IEEE 802.11b/g)により、高音質の音楽を受信できるほか、同社のクラウド型音楽配信サービスMusic Unlimitedに加えて、 radiko.jpやTunel Radioといったインターネットラジオが聴ける。また、DLNAやAirPlayを通じて、パソコンやホームサーバー内の音楽をネットワーク経由で再生可能。アプリ「SongPal」をインストールしたスマートフォンを使えば、イコライザー設定や楽曲の検索も可能なリモートコントローラーとして利用できる。

 いずれの機種も、本体サイズは385×178×81mmの薄型で、重さは2.7kg。本体カラーはホワイト、ブラックの2色。

川崎 絵美