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京都の観光案内アプリに小説やマンガの舞台を紹介する機能

 京都フラワーツーリズム推進協議会とししょまろはんは、京都の観光案内アプリ「ご当地なび」において、「小説・マンガに出てくるスポット」を追加し提供を開始した。アプリの利用料は無料で、iOS、Android版が用意されている。

 今回提供される「小説・マンガに出てくるスポット」は、小説やマンガ、ライトノベルなどの作品において、京都が出てくるシーンのスポットを紹介するというもの。地図上で確認できるほか、“京都度”や、おすすめポイントなどで紹介。ストリートビューやナビゲーション機能とも連携し、該当の作品はAmazonで購入することもできる。

 「ししょまろはん」は京都の図書館で働く司書のグループで、オープンデータ「京都が出てくる本のデータ」を提供している。今回提供される位置情報や案内は同データを基にしており、マンガでは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「マスターキートン」「美味しんぼ」「いなり、こんこん、恋いろは。」、ライトノベルの「秘剣こいわらい」、歴史小説の「壬生狂言の夜」、小説の「羅生門」「燃える秋」などをはじめ、現在は52件が登録されている。

太田 亮三