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スマートフォン・タブレットの関連グッズ市場、1637億円規模に
(2014/2/13 15:00)
シード・プランニングは、スマートフォン・タブレットの周辺機器・アクセサリーの商品別動向と流通別動向に関する調査結果を発表した。同社は、周辺機器・アクセサリーメーカー、輸入販売事業者、通信事業者、携帯電話販売事業者、キャリアショップ、スマートフォンアクセサリーショップなどを対象に調査を行った。調査期間は2013年8月~12月。
2013年、市場規模は前年比128%の1637億円、2018年には3045億円と予測
同社によると、端末の専用ケースや画面保護フィルムなどアクセサリー市場が拡大している中、モバイルバッテリーなどの充電関連製品、健康管理アプリと連動するウェアラブル機器など、製品が多様化し、さらに流通チャネルも拡大しているという。2013年の市場規模は、前年比128%の1637億円が推定される。スマートフォンユーザーの9割以上が、関連商品を購入している中、今後もスマートフォンの普及が高まるとして、2018年には3045億円になると予測している。
商品別売上金額は、1位ケース、2位保護フィルム、3位周辺機器
アイテム別に見ると、必需品ともいえる専用ケース、保護フィルムが上位という結果がでている。また、スマートフォンの長時間使用の傾向から、モバイルバッテリーの需要が高まっているとしている。
流通チャネルでは、家電量販店が約5割を占め、残りの5割をキャリアショップ、Web通販サイトなどが分け合っている結果となった。
2018年のアイテム別構成比は、これまで安定していたケースのほかに、Bluetooth関連製品(スピーカー、キーボードなど)、ウェアラブル機器、ヘルスケア関連商品などが伸び始めていることから、周辺機器(通電商品)の部門が伸びてくると、同社は予測している。