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ヨドバシ、海外用プリペイドSIMを販売開始

 ヨドバシカメラは、店頭およびオンラインショッピングサイトのヨドバシ・ドット・コムにて、海外で使えるプリペイド型のSIMカードの販売を開始した。SIMロックフリーの端末で利用できる。価格は、米国用が1万2000円、中国用が5670円、台湾用・香港用がそれぞれ5100円。

「テレコムスクエア Wi-Ho!海外用プリペイドSIMカード」

 今回販売が開始された「テレコムスクエア Wi-Ho!海外用プリペイドSIMカード」は、SIMロックフリーの端末で利用できる海外用のプリペイド型SIMカード。当初は米国、中国、台湾、香港向けの4種類の国・地域に対応したパッケージが用意される。

 予め金額をチャージして利用分を支払うプリペイド方式で、通信方式は3GおよびGSMに対応する。短期留学や頻繁に海外出張するユーザー向けとしている。SIMカードは国・地域により利用できる周波数帯が異なるので、利用予定のSIMロックフリーの端末が対応しているかどうか、予め確認しておく必要がある。ヨドバシカメラのWebサイトでは対応端末の一覧も公開されている。

 今回の製品は、パッケージを購入後、専用Webサイトで手続きを行うと、3営業日でSIMカードが届く仕組み。SIMカードがユーザーの手元に届いてから100日以内に初回の認証手続きを行う必要がある。

 SIMカードには初回チャージ分が含まれており、アメリカ用が通話20ドル分(日本への通話約72分)とデータ3GB分、中国用が2000円分(通話100分またはデータ333MB)、台湾用が300台湾ドル分(通話20分またはデータ7.3MB)、香港用が100香港ドル分(通話では84分)が予めチャージされている。

 初回チャージ分の有効期限は米国用・中国用が30日間、台湾用・香港用が180日間。

 チャージを追加する操作は、アメリカ用・中国用は専用Webサイトから行える。台湾用は現地のキャリアショップなどでリチャージカードを購入してチャージを行う。香港用は、電話、Webサイト、現地の店頭、リチャージカードの購入のいずれでも可能。

 APN設定やリチャージ方法などについては、サポートサービスが用意され、日本語案内ガイダンスのほか、オペレーターが対応する窓口も用意されている。

太田 亮三