アップル第4四半期の業績、iPhone好調で過去最高

　アップルは29日、2013年度第4四半期（7月～9月）の業績を発表した。売上高は375億ドル（3兆6610億3681万円）、純利益は75億ドル（7322億736万円） 、希薄化後の1株当り利益は8.26ドル（806円）。

　前年同期は、売上高が360億ドル（3兆5145億9533万円）、純利益が82億ドル（8005億4671万円）、希薄化後の1株当り利益が8.67ドル（846円）。売上総利益率は、前年同期の40％に対し37％となった。当四半期の米国市場以外の売上比率は60％。

　同社は当四半期（7～9月）のiPhone販売台数を、過去最高となる3380万台と発表した。前年同期のiPhone販売台数は2690万台。また、当四半期中のiPadの販売台数は1410万台、前年同期は1400万台。一方Macの販売台数は、当四半期460万台、前年同期は490万台となった。

　同社取締役会で、普通株式1株当りの配当金3.05ドル（297円）とし、2013年11月14日に支払われると発表した。同社CFOのピーター・オッペンハイマー氏は「7～9月期中に99億ドル（9665億1371万円）の営業キャッシュフローを生み出し、配当金および自社株買いにより78億ドル（7614億9565万円）を株主に現金で還元した。これにより、当社の資本還元プログラムの下でこれまでに実施した累積支払額は360億ドル（3兆5145億9533万円）になった」と述べている。