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ソニー、iPhoneの充電にも対応した手回し充電の非常用ラジオ

 ソニーは、手回し充電の非常用ラジオとして、iPhoneへの給電も可能になった新製品「ICF-B88」「ICF-B08」の2機種を7月20日に発売する。価格はオープン価格で、店頭予想価格は「ICF-B88」が8000円前後、「ICF-B08」が7000円前後。

 今回発売される手回し充電の非常用ラジオは、USB端子を搭載し、ラジオに内蔵した充電式バッテリーや乾電池、手回し充電による電力を、スマートフォンなどへの給電にも利用できるモデル。新たにiPhone 4以降のiPhoneシリーズへの充電も、正式にサポートされた。

 充電式のバッテリーを内蔵する「ICF-B88」は、バッテリーをACアダプターもしくはソーラーパネルを使って充電できる。

 「ICF-B88」「ICF-B08」の両機種共通で、キッチンなどで利用できるよう防滴仕様になっている。LEDスポットライトも搭載し、「ICF-B08」にはソーラーパネルの代わりに周囲を照らすソフトライトが搭載される。内蔵のバッテリーのほか、単三形乾電池も利用可能。非常時に利用できる手回し充電のハンドルは形状が改善されている。

 「ICF-B88」「ICF-B08」ともに、約1分間の手回し充電(ハンドルを約120回転)でスマートフォンの待受時間で約40分、通話時間で約1分の充電が行える。フィーチャーフォンの場合、待受時間は約2時間、通話時間は約1分。また、単三形乾電池2本および充電池(「ICF-B88」のみ)から給電した場合、スマートフォンの待受時間で約16時間、通話時間で約25分、フィーチャーフォンの場合、待受時間は約50時間、通話時間は約25分に相当する充電が行える。

 「ICF-B88」の大きさは約132×79×58mmで、重さは約338g。カラーはシルバーのみ。「ICF-B08」の大きさは約132×77×58mmで、重さは約329g。カラーはオレンジ、ホワイトの2色。

「ICF-B88」
「ICF-B08」

太田 亮三