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京セラ、衝撃吸収タイプの液晶保護フィルムを発売

京セラ、衝撃吸収タイプの液晶保護フィルムを発売

京セラ「衝撃吸収液晶保護フィルム」
貼り付けイメージ

 京セラは、同社製のスマートフォンに対応する「衝撃吸収液晶保護フィルム」の販売を開始した。同社の直販サイト「SHOP K」で販売されており、2枚セットで価格は1780円。auの「DIGNO S KYL21」「URBANO PROGRESSO」、ウィルコムの「DIGNO DUAL WX04K」に対応する3種類がラインナップされている。

 今回発売された「衝撃吸収液晶保護フィルム」は、京セラのスマートフォンに対応する衝撃吸収タイプの液晶保護フィルム。韓国のメーカーが開発した新素材を採用することで薄型ながら高い衝撃吸収能力を実現したのが特徴。

 一般的には、衝撃吸収のために挟まれるウレタン層などを含め5層で構成されることが多い衝撃吸収タイプのフィルムだが、同製品は新素材を採用することで3層のフィルムで実現。高い衝撃吸収能力を備えたフィルムは0.3mm以上の厚みになるところを、同等以上の性能で0.235mmと薄型に仕上がっている。

 液晶保護フィルムの衝撃吸収能力については、京セラが独自に試験を実施。実際の端末にフィルムを貼った状態で、針状に尖った物へ落下させるテストや、持ち運ぶ高さ(70~80cmなど)から砂利に落とすテストなどを行っており、その模様の一部は同社Webサイトでも公開されている。

 また、薄型に仕上がることで光の透過率が高く、明るさを損なわないとするほか、タッチ操作の感度についても、フィルムを貼る前と同様にスムーズに操作できるとしている。

 さらに、衝撃吸収能力のほかにも、表面のコーティングとして、フィルムに傷が付きにくいハードコーティング、指紋が付きにくく拭き取りやすい防汚コーティング、菌の繁殖を抑える抗菌コーディングが施される。気泡の入りにくい仕様になっており、貼りやすさにも配慮されている。

 パッケージには2枚セットの衝撃吸収液晶保護フィルムのほか、高性能なクリーニングクロス、スキージ(へら)、説明書が同梱される。

太田 亮三