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ソニー、NFCでスマホとリンクするホームシアターシステム
ソニー、NFCでスマホとリンクするホームシアターシステム
(2013/4/9 15:28)
ソニーは、ホームシアターシステムの新製品「HT-CT660」を6月1日に発売する。オープンプライスだが、店頭価格は4万円前後になる見込み。非接触型の近距離通信規格「NFC」をサポートする。
「HT-CT660」は、テレビなどに接続して利用するホームシアターシステムの新製品。2012年10月発売の「HT-CT260」の上位機種になる。新機能として、NFCがサポートされており、同じくNFC対応のスマートフォンと連携できるようになっている。たとえば、スマートフォンで音楽を再生しながら、そのスマートフォンを「HT-CT660」にかざすと、NFC経由で2つの機器のBluetoothペアリングの手続きが行われる。その後、ワイヤレスでスマートフォン内の楽曲を「HT-CT660」で再生して楽しめるようになる。
Bluetoothでの楽曲再生では、音声コーデックとしてAACをサポートしており、iOS 4.3.1以降のiPhoneなどでは、標準的な音声コーデック(SBC)より高品質な楽曲再生が可能となっている。
ホームシアターシステムとして、ゲーム、ムービー、スポーツ、にゅーすなどのモードが用意されるほか、前方のスピーカーだけで音の拡がりなどを再現する「S-Force PRO フロントサラウンド 3D」に対応する。サブウーファーはワイヤレス(2.4GHz帯)で接続され、設置場所の自由度が高められている。HDMI端子(入力×3、出力×1)、4Kや3Gの映像信号などをサポート。テレビのリモコン信号受光部に信号を伝達するIRリピーター機能も用意されている。
スピーカー部のユニットは。フロントトゥイーターが20mmバランスド ドライブ型、フロントウーファーが50×90mmのコーン型、サブウーファーがバスレフ型、160mmのコーン型となる。総合出力は約270Wで、フロントが約85×2、サブウーファーが約100W。大きさは約1030×109×94mm(スタンド有)、サブウーファーが約271×404×271mmとなる。