スマホでシネマグラフ、モルフォが「Morpho Cinemagraph」展開

　モルフォは、一見すると静止画だが、画像の一部を動かしてより印象的に演出できる、いわゆるシネマグラフがスマートフォンなどで作成できる技術「Morpho Cinemagraph」を開発した。

　静止画だと思って眺めていた人物写真が、突然まばたきをしたらきっと驚く。シネマグラフは、一見すると静止画だが画像の一部が動くもののことを言う。動かないはずの静止画が動き出すことで、一般的な動画とは異なる印象的な表現が可能になる。

　「Morpho Cinemagraph」は、スマートフォンなどの機器で、編集ソフトやカメラ固定用の三脚などを使うことなく、手軽にシネマグラフが作成できるというもの。利用者は連写撮影を行い、動かしたい部分を指定する。

　モルフォは、同社の手ぶれ補正技術などに動き検出技術「SOFTGYRO」を採用している。「Morpho Cinemagraph」でも「SOFTGYRO」を利用し、画像の位置合わせとつなぎ目のないシネマグラフを実現する。