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郵便ポストにNFCタグ、「ココシル丸の内ポストラリー」

郵便ポストにNFCタグ、「ココシル丸の内ポストラリー」

 KDDI、ユーシーテクノロジ、日本郵便の3社は、ポストにスマートフォンをかざすと周辺情報を得たり、スタンプラリーを楽しめる情報サービス「ココシル丸の内ポストラリー」を実施する。3月21日~4月30日まで実験的なサービスとして行われる。

 「ココシル丸の内ポストラリー」は、Androidスマートフォンで利用できる情報配信サービス。郵便ポストには、場所などを識別するための「ucode」が割り当てられたNFCタグを設置する。専用アプリをインストールしたNFC対応スマートフォンでNFCタグをかざすと、関連情報を得られる。NFC非対応の機種では、タグに印刷されたQRコードを読み取って利用する。NFCタグが設置されるポストは19カ所で、東京駅西の丸の内周辺やJR有楽町駅の西側周辺に点在する。

 3月21日~24日は、JPタワーで開催されるイベント「ふるさと小包味祭り」と連動する。期間中、NFCタグにスマートフォンをかざすと、引換券が表示され、イベント会場でその画面を見せるとオリジナルグッズがプレゼントされる。

 日本郵便によれば、郵便ポストは全国に約18万本設置されており、「ココシル丸の内ポストラリー」の仕組みを応用した情報発信が可能になる、としている。

関口 聖