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iOSの「マップ」アプリ改善、更新を継続

iOSの「マップ」アプリ改善、更新を継続

 アップルは、iOS向けの地図アプリ「マップ」を順次更新し、改善を図っている。

当初の地図
現在の地図

 iOS 6より、アップルは新しい「マップ」アプリの提供を開始した。アップルが一からデザインした地図であるとして、「まったく新しいマップ」とアピールしたが、利用者から多くの批判を浴びて謝罪声明を発表する事態を招いた。

 アップルでは、クラウド上にある地図データサービスに随時更新をかけている。編集部で確認したところ、当初、地図上では水中に「いちがや」と記載され、市ヶ谷駅のあるところに「スターバックス駅」が表示されていたが、いずれも正しく記載されている。また、店舗の表記などにも変更が加えられているようだ。

 開発者向けのiOS 6.1.1のβ版では、地図の機能強化とともに、ルート案内や交差点のラベル表示、消防署や病院などを含むコンテンツなどの改善が予告されていた。予告当時よりもさらに変更が加えられており、より現実的な地図サービスになってきた印象だ。アップルではとくにコメントを発表していないが、地図の更新は随時行っているとのことで、今後も改善を続けていくという。

津田 啓夢