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「Twonky Beam」でフルHDスマホとBDレコーダー連携

「Twonky Beam」でフルHDスマホとBDレコーダー連携

 NTTドコモの2013年春モデルのうち、フルHDディスプレイ搭載モデルでは、ブルーレイディスク(BD)レコーダーとの連携が進められている。

 これは、ドコモの子会社であるパケットビデオが提供するアプリ「Twonky Beam(トゥウォンキー ビーム)」で実現するもの。「Twonky Beam」は、DTCP-IP非対応機種でもAV機器と連携して、地デジ番組などを視聴できるDLNA対応アプリ。2012年6月から提供されているが、1月31日から、ドコモのフルHDディスプレイ搭載モデル、および2012年冬モデルのタブレット「ARROWS Tab F-05E」向けに最新バージョンが提供されることになった。

 この最新版では、レコーダーを提供するメーカーとも協力して、「Twonky Beam」をチューニングしており、レコーダーに保存されているフルHDの録画番組を、フルHDのままスマートフォンで視聴できる。また、「DLNA対応」「DTCP-IP対応」としつつも、レコーダーの種類によっては実際にはうまく視聴できないケースなどもあったとのことだが、今回、ドコモでは、メーカーの垣根を超えてレコーダーとスマートフォンの動作確認を実施。発表会でも、現時点で動作確認がとれたレコーダーの一覧が示されていた。

 これらはストリーミング視聴に関する動作確認が主で、ムーブについてはシャープ製レコーダーの動作確認が済んでいるとのこと。パナソニック製およびソニー製レコーダーは今後動作確認が行われ、近日中に明らかにされる見込み。

 「Twonky Beam」アプリ自体は無料だが、スマートフォン/タブレットでの動画視聴機能は、有料になる予定。ただし現時点で価格は未定とのこと。1月31日のバージョンアップの段階で明らかにされる見込み。ドコモユーザーは、2013年1月31日~2014年3月31日まで、無料で利用できる。

関口 聖