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7日夕刻の地震で通信規制、災害用伝言板運用

7日夕刻の地震で通信規制、災害用伝言板運用

 12月7日17時18分に三陸沖で発生した地震の影響で、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルの携帯電話が繋がりにくくなっている。設備への被災はないとのことで、安否確認が急増したことによる通信規制が行われている。18時20分時点で、回復傾向にある事業者もある。

 ドコモ、au、ソフトバンクの3社はいずれも地震の影響で通信規制を実施していると説明。KDDIは関東・東北で規制が実施され、他の地域は調査中と説明。他の2社は、規制対象の地域は調査中としている。また、規制の度合いについては、各社いずれも18時20分時点では調査中とのこと。ドコモでは、地震を受けて通信が急増したことによる規制としている。

 なお、ドコモやソフトバンクでは、徐々に通話の量が収まりつつあるとしている。

 イー・モバイルでは設備に影響はなく、通信規制も行っていないとのこと。

 このほか、各社では災害用伝言板サービスおよび災害用音声お届けサービスの提供を開始している。

【更新 2012/12/07 19:15】
 ソフトバンクモバイルは、18時30分に、全ての規制が解除されたと発表した。

 KDDIは、18時30分時点でデータ通信の規制がないと案内。発信規制については、東北や関東などで実施されているとのこと。北海道および名古屋での規制は既に解除されている。

【更新 2012/12/07 19:30】
 NTTドコモは、19時21分に規制を解除し、全ての通信が回復したと発表した。

【更新 2012/12/07 19:40】
 KDDIは、19時34分で全ての規制が解除されたと発表した。

関口 聖