「Amazon Android アプリストア」開始、日本向けの独自マーケット
Amazon.co.jpは、Android端末向けのアプリマーケット「Amazon Android アプリストア」のサービスを開始した。予約受付中の「Kindle Fire」を含め、Android搭載のスマートフォン・タブレットからアクセスして利用できる。
今回オープンした「Amazon Android アプリストア」は、Amazon.co.jpが独自に提供するAndroid端末向けのアプリマーケット。登録されたアプリは審査を経て配信される仕組みになっており、安全性の高さも謳う。
通常は有料で提供されているアプリを「本日限定 無料アプリ」として、毎日日替わりで配信するコーナーが用意される。オープン初日となる11月28日は、英会話学習アプリ「ドコモゼミ 英会話 なるほどフレーズ 100 by ドコモ×アルク」(通常価格1200円)が無料で配信されている。11月29日はパズルゲーム「ズーキーパーDX」(通常価格85円)が無料で配信される予定。
「Amazon Android アプリストア」で購入したアプリは、同じアカウントで利用するほかのAndroid端末にもダウンロードして利用できる。「おすすめ商品」「カスタマーレビュー」「1-Click決済」など、Amazonでおなじみの便利な機能も用意されている。
アプリ開発者に対しては、ストア独自のキャンペーンや「本日限定 無料アプリ」のコーナーを利用したプロモーションなどを提供。アプリ開発にあたっては、リーダーボードや達成項目(実績)、異なる端末同士でゲームの進行状況を同期できる機能などを提供するほか、アプリ内課金、定期購読課金にも対応。インフラとしてAmazon Webサービス(AWS)も利用できる。
なお、「Amazon Android アプリストア」は「Google Play」とは異なるアプリストアのため、アプリの利用には端末側のセキュリティ関連の設定で「提供元不明のアプリを許可する」を有効にしておく必要がある。その上で、「Amazon Android アプリストア」のWebサイトにアクセスし、ストアのアプリファイルをダウンロードしインストール。「Amazon Android アプリストア」自体もアプリとして起動し、利用する形になっている。
「Amazon Android アプリストア」 |
2012/11/28 19:28