携帯各社、年内にも都営地下鉄各線をほぼエリア化


 携帯各社は都営地下鉄の駅および駅間トンネルにおいて、携帯電話サービスのエリアを拡大する。都営新宿線だけでなく、浅草線や三田線、大江戸線の一部もエリア化される。

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの4社は、都営線のエリア整備を進めている。11月19日より、新たに利用できるエリアは以下の通り。

・都営新宿線
 馬喰横山駅~森下駅
 ※新宿駅~九段下駅間はエリア化済み
・都営三田線
 水道橋駅~白山駅
・都営浅草線
 東日本橋駅~押上駅
・都営大江戸線
 牛込神楽坂~森下駅

 また、11月末には、以下のエリアにも拡大する。

・都営浅草線
 泉岳寺駅~東日本橋駅
・都営三田線
 白山駅~志村坂上駅
・都営大江戸線
 新宿駅~都庁前駅~牛込神楽坂駅

 さらに、大江戸線の一部を除き、12月中には大半の駅および駅間のエリア化が完了する。残す大江戸線の都庁前駅~光が丘駅間は、2013年3月に整備される計画だ。

 エリア化された場所で利用者は、携帯電話を使ったネット接続やメールの送受信が行える。車内では従来通り通話を控え、優先席付近では電源を切るよう案内される。

 




(津田 啓夢)

2012/11/16 19:22