レコチョク、DRM廃止、マルチデバイス対応などリニューアル


 レコチョクは、音楽配信サービス「レコチョク」をリニューアルした。新たにパソコン向けに配信するほか、マルチデバイスに対応するなど大幅なリニューアルが実施されている。

 リニューアルにより、新たにWindows、Macに対応したパソコン向け配信を開始する。対応OSはWindows XP以上、Mac OS X 10.6以上。スマートフォン向け同様に、最新のJ-POPを中心にラインナップし、配信価格の中心は150円~250円になる。予定通り12月にはニンテンドー3DSへの配信も開始する。

 マルチデバイスに対応し、無料のメンバーサービス「クラブレコチョク」に登録することで、レコチョクで購入した楽曲は対応するどの端末(最大10台)からでも追加料金無しでダウンロードできるようになる。これは、従来から提供されている「おあずかりサービス」を進化させた形で提供される。

 加えて、スマートフォン向け「レコチョク plus+」とパソコン向けには、AAC形式で320kbpsの高音質配信も開始。従来はAAC形式で128kbpsだったが、環境に合わせて選択できるようになった。さらに、すべての楽曲のDRMが廃止され、音楽プレイヤーなどに転送して利用できるようになった。

 同社ではキャンペーンも実施しており、「クラブレコチョク」に新規登録するか、既存ユーザーがキャンペーンサイトにログインすると、抽選で豪華賞品がプレゼントされる。


 

 




(太田 亮三)

2012/11/12 18:42