「auフェムトセル」の対応固定回線、ピカラ光とBBIQを追加


 KDDIは、個人ユーザーの宅内に設置する小型基地局「auフェムトセル」対応の固定回線として、8月8日により、STNet提供の「ピカラ光」と九州通信ネットワーク(QTNet)の「BBIQ」を追加した。

 「auフェムトセル」は、屋外にある基地局からの電波が届きにくい、個人ユーザーの自宅内に設置する小型基地局。「auフェムトセル」とauの通信ネットワークは、導入した個人宅の固定回線経由で繋がることになり、これまでは「auひかり」「ADSL one」「ケーブルプラス電波」「eo光」などで利用できるようになっていた。

 今回の拡充で、四国電力系列のSTNetが提供する「ピカラ光」と、九州電力系列のQTNetが提供する「BBIQ」でも利用できるようになった。auショップ店頭か、サポートサービスの「電波サポート24」から電波改善要望を申し込み、「auフェムトセル」を設置できるかどうか調査が行われる。利用料は無料。電気代、固定回線費用はユーザーが負担する。




(関口 聖)

2012/8/6 15:02