ドコモ、Androidスマホ4機種でソフト更新


 NTTドコモは、シャープ製のAQUOS PHONE SH-01D、AQUOS PHONE slider SH-02Dとパナソニック製のP-04D、Disney Mobile on docomo P-05Dの4機種向けにソフトウェア更新の提供を開始した。

 今回の更新では、いずれの機種でもmicroSDXCカード装着時に、メモリカード内のデータが破損する不具合が解消される。この事象は、ドコモ以外のAndroid端末でも確認されており、各社で対策が進められている。なお不具合が解消されたあとも、これらの機種でmicroSDXCカードは利用できない。

 またシャープ製の2機種では、他の機種から赤外線通信でスケジュールデータを送信した場合、登録日付がずれることがあるという事象が、パナソニック製の2機種では、通話中の保留で、異音が聞こえることがあるという事象が確認されており、それぞれ今回の更新で解消される。

 更新所要時間は機種によって異なり、シャープ製2機種はどちらも約7分、P-04Dは約42分、Disney Mobile on docomo P-05Dは約44分。更新中、他の機能は利用できない。シャープ製2機種は自動更新機能に対応しており、初期設定では午前2時~4時になると更新が行われる。パナソニック製の2機種は自動更新非対応で、単体、あるいはパソコン経由で手動更新する必要がある。

(関口 聖)

2012/7/12 12:20