GfK、データ通信端末の販売動向調査


 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)は、データ通信端末の販売動向を発表した。なお、データにはWiMAXルーターは含まれていない。

 GfKによると、データ通信端末は2008年頃まで、パソコンと接続するUSBドングルおよびカードタイプが主流だった。2009年以降にはゲーム機やタブレット端末向けのモバイルルーターが成長し、2011年7月、携帯各社が相次いでモバイルルーターを発売したことで、携帯電話専門店での販売が拡大した。2012年1~2月の販売数量は、前年比49%増、携帯電話専門店での販売数量構成比は2月に63%となった。

 また、データ通信端末の通信速度も向上し、下り最大37.5Mbps以上の製品ラインナップが拡大し、2011年11月には数量構成比で8割に達した。今後、LTEサービスの拡充が市場拡大に繋がると予測している。

 

(津田 啓夢)

2012/4/2 17:32