ソーシャルのやりとりを音声で、iPhone版「Bubbly」登場


 Bubble Motionは、TwitterやFacebookのようなコミュニケーションが音声のやりとりで行えるiPhone向けアプリ「Bubbly」を公開した。利用料は無料で、App Storeからダウンロードできる。なお、Android版も1カ月以内に提供される予定。

 「Bubbly」は、音声やテキストでメッセージを投稿するiPhone向けのマイクロブログ型のアプリ。フォローしあったユーザー同士でTwitterやFacebookのフィードのようなやりとりが行える。16kbps、最長90秒の音声データを投稿可能で、投稿した音声をTwitterやFacebookで共有できる。投稿されたメッセージに「いいね!」もつけられる。

 なお、「Bubbly」は、電話の伝言板サービスとして1年半前にスタートし、アジア圏を中心に世界で1500万人のユーザーを獲得している。海外では、音声による投稿に対し、電話サービスから返信なども可能となっている。国内向けの電話サービスは、KDDIとソフトバンクで提供されており、音声コンテンツを聴くことに特化した形での配信となる。フォローしているユーザーが音声を投稿すると、SMSで通知される。

 iPhone版「Bubbly」は、投稿する音声データをパケット通信でBubble Motionのサーバーに送信する。電話サービスとも連携しており、電話サービスで投稿されたデータもiPhone版「Bubbly」に反映される。

 利用料は無料で、著名人などの音声データを有料で配信する。国内では、ホリプロと包括契約を結んでおり、所属のアイドルや女優、俳優、芸人など著名人の音声コンテンツが楽しめる。また、現在のところ電話サービスのみで展開されているが、AKB48のコンテンツなども用意されている。有料コンテンツの利用料は半年間で500円で、全ての著名人の音声が楽しめる。また、30日間の無料試聴特典も用意されている。


 

(津田 啓夢)

2012/3/7 15:40