ドコモ、GALAXY NEXUSのソフトウェア更新を再開


 NTTドコモは、「GALAXY NEXUS SC-04D」向けに、緊急地震速報に対応するソフトウェア更新の提供を2月9日より再開する。

 「GALAXY NEXUS SC-04D」向けには、端末の発表当初から「エリアメール」の緊急地震速報に対応することと、Wi-Fiテザリング、spモードメールへの対応が予告されていた。このうち、2011年12月21日にソフトウェア更新として提供が開始された緊急地震速報に対応するアップデートは、不具合が発見されたため、提供開始直後に提供が中断されていた。今回再開されたのはこの緊急地震速報に対応するアップデートで、更新内容に変更はない。なお、「エリアメール」では災害・避難情報の配信も行われるが、同端末がアップデートで対応するのは、緊急地震速報のみとなる。

 更新にかかる時間は約5分。更新ファイルはGoogleのサーバーから順次配信され、自動的にダウンロードされる。3Gを使った場合、パケット通信料は有料で、国際ローミング利用時はWi-Fi環境でのみ自動ダウンロードとなる。端末上に通知が表示されると更新でき、更新中はほかの機能を利用できない。更新後はベースバンドバージョンが「SC04DOMLA1」になる。

 なお、「spモードメール」はアプリの配信という形で対応済み(spモードの契約が必要)。Wi-Fiテザリングについては3月に対応される見込み。


 




(太田 亮三)

2012/2/8 18:51