ドコモの公衆無線LAN、セブン&アイ店頭で利用可能に


 NTTドコモは、公衆無線LANサービス「Mzone」が利用できる新たなエリアとして、セブン&アイ・ホールディングスの一部店舗でのサービスを12月17日より提供する。

 「Mzone」は、NTTドコモ提供の公衆無線LANサービス。月額プラン(1575円)と日額プラン(525円)が用意されている。そのサービスエリアは、Mzoneだけではなく、spモードやmopera Uなどのオプションサービスである「公衆無線LANコース」(2013年3月末まで無料)のユーザーも利用できる。

 セブン&アイでは、オリジナルの無線LANサービス「7SPOT」を提供しているが、今回のドコモの発表は「Mzone」の新エリアの案内で、「7SPOT」とは別サービスとなる。12月17日時点で利用できる店舗は東京23区内のセブン-イレブン約550店舗、同じく23区内のイトーヨーカドー、そごう・西武、デニーズなど約10店舗。

 2012年2月末までに、23区内のセブン-イレブン約1300店舗、イトーヨーカドー、そごう・西武、デニーズの約100店舗で利用できるようにする。また同時期には全国のセブン&アイグループの約1万4000店舗にも展開する。

 ドコモではこれらの店舗を含め、現在の約7500店舗(12月17日時点)からWi-Fiスポットを増加させ、2012年度上期中に約3万カ所にする。将来的には10万カ所程度の設置も視野に入れて展開していく。




(関口 聖)

2011/12/16 17:03