ドコモ、MEDIAS N-04CやP-07Cなどでソフト更新


 NTTドコモは、Androidスマートフォン「MEDIAS N-04C」「P-07C」、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)「らくらくホン ベーシック3(F-08C)」向けにソフトウェア更新サービスの提供を開始した。それぞれ不具合が解消される。また「MEDIAS N-04C」「P-07C」はエリアメール(緊急地震速報)に対応する。

 「MEDIAS N-04C」で解消する事象は、壊れた画像を壁紙として設定し、その後再起動すると待受画面でフリーズすることがあるというもの。また、新機能として、緊急情報配信サービス「エリアメール」に対応する。これにより緊急地震速報や国・自治体による避難情報を受信できるようになる。更新所要時間は約6分。3G経由のパケット通信では通信料がかかるが、Wi-Fi経由で更新する場合、通信料はかからない。また自動更新は非対応。

 「P-07C」では、カメラ撮影時、ごくまれにオートフォーカス音が鳴らないという事象が解消される。また、新機能としてエリアメールに対応するが受信できるのは緊急地震速報のみとなる。ワンセグの録画予約機能も追加される。更新所要時間は約25分だが、パソコン経由で更新する場合は約26分。パソコンでWebサイトから更新ファイルをダウンロードし、そのファイルをP-07CのmicroSDカードに転送し、P-07Cの設定メニューからmicroSDでの更新を選択する形になる。3G経由で更新した場合、通信料が発生する。単体でのWi-Fi経由での更新はできない。また自動更新は非対応。

 「らくらくホン ベーシック3」では、受信メール返信時、まれに「処理中」という表示が点滅したままになり、返信メールが作成できないことがある。更新所要時間は約3分。自動更新機能が用意され、初期設定では午前3時に更新される。

 いずれの機種も更新中、他の機能は利用できない。

(関口 聖)

2011/12/15 12:49