ヤフー、複数の災害情報に対応したiPhone向け「防災速報」アプリ


 ヤフーは、iPhone向けアプリとして、地震や豪雨など複数の災害情報に対応し、地域を3カ所まで登録できる「防災速報」の提供を開始した。利用料は無料で、App Storeからダウンロードできる。

 今回提供が開始された「防災速報」は、地震情報、津波予報、豪雨予報、節電・停電情報の配信に対応したアプリ。速報が各機関から配信された場合、プッシュ配信により自動的にアプリに通知される。

 地震情報は、震度5弱以上の地震が発生した場合に配信されるもので、通知は震度3以上から設定できる。津波予報は、気象庁から津波警報・注意報から発表された場合に配信され、解除情報にも対応する。

 豪雨予報は、設定した地域について、通知する降水量を4段階で設定できる。節電・停電情報では、設定した地域の電力使用量が97%以上となった場合や、停電情報が提供された場合に配信される。

 同アプリでは、任意の市区町村を3カ所まで登録でき、自宅、実家、職場といった使い分けが可能。なお、地震、津波は全国一律で情報が配信される。

 このほか、通知された情報を簡単にTwitterに投稿できる機能を搭載。今後は、気象情報、放射線情報の提供が予定されている。


「防災速報」アプリ

 

(太田 亮三)

2011/12/13 14:42