ディズニー・モバイル、「DM011SH」とフォトフレームを発売


 ウォルト・ディズニー・ジャパンは、携帯電話サービス「ディズニー・モバイル」の新機種として、テンキー搭載のスライド型スマートフォン「DM011SH」を12月2日に発売する。また、デジタルフォトフレーム「DM001Photo」を12月10日に発売する。新機種の発売にあわせ、梨花を起用したテレビCMが12月2日より放映する。

DM011SH

 シャープ製でAndroid 2.3を搭載する「DM011SH」は、テンキーを搭載し、防水(IPX5/IPX7)・防塵(IP5X)仕様を備えるスライド型スマートフォン。ウォルト・ディズニー生誕110周年を記念したオリジナルコンテンツのライブ壁紙やオリジナルアプリがプリセットされる。ライブ壁紙は白雪姫やファンタジア、ピーターパンを題材にした3種類が用意され、それぞれ飛び出す絵本をモチーフにした仕上がり。オリジナルアプリは、電卓や歩数計、アラーム、電話帳となり、ディスニーの世界観を反映しつつ、たとえば電卓では割り勘計算が可能など、実用的な機能も備える。このほか、方向決定キー中央にはミッキーマウスのシルエットが描かれている。

 主な対応サービス・機能は、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報、Bluetooth 3.0、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)、国際ローミング(GSM非対応)となる。チップセットは1GHz駆動のCPUを搭載する「MSM8255」となる。約3.4インチ、854×480ドット、約1677万色表示のNewモバイルASV液晶ディスプレイ、800万画素CMOSカメラを搭載する。大きさは約53×112×15.6mm、重さは129g。連続待受時間は約400時間、連続通話時間は約370分。ボディカラーはSilky Pink、Silky Whiteの2色。

Silky PinkSilky White

「DM001Photo」

 「DM001Photo」は、ディズニー・モバイル初のデジタルフォトフレーム。約9インチ、480×800ドット、1670万色表示のTFT液晶ディスプレイを搭載し、メニュー画面や時計、カレンダーなどがディズニーらしいデザインに仕上げられている。写真(JPEG、GIF、BMP、PNG)のほか、音声付き動画(MP4、3GP、3GP2)、音声(MP3、WAV、MIDI、Ogg)を再生できるほか、緊急地震速報、目覚まし時計もサポートする。

 内蔵ストレージは約1.7GB、内蔵メモリ(RAM)は256MB、チップセットは「QSD8250」となる。2年単位で月額890円の料金プランデジタルフォトフレームバリュープラン(D)」が利用可能で、更新月以外の解約には、解除料9800円がかかる。大きさは約238.8×142.9×20.1mm、重さは504g。ボディカラーはLuxury Whiteのみ。当初は、ディスプレイ周辺にミッキーマウスのシルエットを多く配したモノグラムデザインだったが、製品版ではモノグラムは採用せず、ディスプレイ下部の中央1カ所に配置される形となり、すっきりとシンプルなデザインが採用されている。




(関口 聖)

2011/11/28 12:18