ドコモの「LYNX 3D SH-03C」、緊急地震速報などに対応


 NTTドコモは、昨年12月発売のシャープ製Androidスマートフォン「LYNX 3D SH-03C」で、新機能を追加するソフトウェア更新を10月5日10時より提供する。緊急地震速報などに対応する。

 今回のソフトウェア更新では「エリアメール」「YouTube 3Dの再生」「スクリーンショット」となる。これら新機能のうち、「エリアメール」は緊急地震速報や、国・自治体による緊急速報を配信するサービスで、ソフト更新により「LYNX 3D SH-03C」ではエリアメールアプリが追加され、緊急地震速報が利用できるようになる。またスクリーンショットは、ホームキーと電源キーを同時に押すと撮影でき、PNG形式の画像としてメモリカード内の「screen shot」フォルダに保存される。スクリーンショット画像は「ギャラリー(3D対応)」「コンテンツマネージャー」から閲覧できる。

 このほか、ブラウザで新規ページを表示する際、まれに既存のウィンドウが正常に動作しないという不具合が解消される。

 当初、Android 2.1搭載のスマートフォンとして登場した「LYNX 3D SH-03C」は、今年6月、Android 2.2へのアップデートが提供された。今回のソフト更新では、OSのバージョンおよびビルド番号によって、更新手段が異なっている。

 Android 2.2でビルド番号が「02.00.01」であれば端末単体で更新できる。設定メニューから手動更新する際は、3G接続(パケット接続)でバージョンアップする。Android 2.1でビルド番号が「01.00.04」の端末は、USB経由でパソコンに接続して、パソコンで更新ファイルをダウンロードしてアップデートを行う。Android 2.1でビルド番号が「01.00.1」であれば、いったん単体でソフト更新を行ってからパソコン経由で更新を行う。単体更新時のパケット通信料は無料。

 




(関口 聖)

2011/10/3 12:20