レコチョク、ドコモのAndroidスマートフォン向け「着うた」開始


 レコチョクは、NTTドコモのスマートフォン向けアプリ「レコチョク」で、着信音に設定できる楽曲として、着うたの配信サービスを開始した。

 これまで同社では、「レコチョク」アプリで楽曲配信サービスを展開してきたが、20日からは着うたも配信されることになった。これまで従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)向けに提供されてきた着うただが、レコチョクでは「スマートフォン向け着うたは業界初」としている。当初は、安室奈美恵やEXILE、SEAMO、JUJU、スガシカオ、ナオト・インティライミ、西野カナ、ビヨンセ、レディー・ガガ、などで、まずは新曲中心のラインナップになるとのことだが、8月末にかけて、フィーチャーフォン向けサービスと同等になるようラインナップを揃えていく。

 参加予定のレコード会社は、エイベックス・マーケティング、キングレコード、日本クラウン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ナクソス・ジャパン、ビクターエンタテインメント、ポニーキャニオン、ヤマハミュージックコミュニケーションズ、ワーナーミュージック・ジャパンなど。

 着信ボイスも用意され、価格は1曲52円~210円。月額利用料なしで、1曲単位で購入できる。決済はクレジットカードか、spモード決済となる。フィーチャーフォンからスマートフォン、あるいはスマートフォンからスマートフォンへ機種変更する際、購入した楽曲は移行できない。ただし、レコチョクでは「安心して利用してもらえるよう検討中」としており、今後、何らかのサービスが提供される可能性があるとしている。

 対応機種は、Xperia、Xperia arc、Xperia acro、MEDIAS、MEDIAS WP、GALAXY S、AQUOS PHONE SH-12C、AQUOS PHONE f SH-13C、P-07C。auやソフトバンクモバイル向けサービスも展開できるよう、今後検討が進められる。

 

(関口 聖)

2011/7/20 17:07