ドコモとみずほ銀行、ARで店舗を探せるアプリ


 NTTドコモとみずほ銀行は、AR(Augmented Reality、拡張現実)技術を用いたスマートフォン向けアプリ「ATM・店舗検索」を共同で開発し、10日より提供を開始した。

 今回提供される「ATM・店舗検索」は、周辺にあるみずほ銀行のATMや店舗を検索できるスマートフォン向けアプリ。AR技術を用いて、スマートフォンをかざすと、カメラで捉えた風景の中に周辺店舗までの距離などが表示される。みずほ銀行の施設が対象で、コンビニや他行の情報は表示されない。現在地の他、地名リストや任意のキーワードから支店を検索することもでき、目指す店舗へ電話をかけることもできる。利用料は無料。みずほ銀行提供のアプリとして、Xperia(SO-01B)、GALAXY S、LYNX 3D、REGZA Phoneの4機種で利用できる。

 みずほ銀行の有人店舗約430店、無人店舗約1200店舗の所在地(緯度・経度など)情報をAndroid向けに最適化。ユビキタスエンターテインメントが提供するミドルウェアARider」を利用してドコモがアプリを開発した。5月下旬にはiPhone版アプリも提供される予定。

 

(関口 聖)

2011/5/10 16:24